マウントポジション

世界がもっと平和になりますように

マウンターの行動原理:自分が話の中心に居たい

マウンターは自分が話しの中心に居たい生き物です。

そのため、自分が中心に居られないテーマに話が移ると、

  • 話を聞かない
  • 別の話に持っていこうとする

などの行動を本能的に取ってしまいます。

別にそれで問題なければ良いのですが、マウンターに分からなくてもしなければならない話というのはありますので、マウンターに話に参加してもらえるような準備が必要となります。

例えば資料と作っておくなどが良いです。文字になっていれば、その場でググることも出来ますし、キャッチアップがしやすいです。むしろ、世間話の延長でマウンターの専門外の話は全然聞いてもらえないよ、という話でしょうか。

 

マウンターの行動原理:自分の権限が減るのが嫌

マウンターの行動原理として、自分の権限が減るのを本能的に嫌がります。

嫌なので、それに反対するのですが、一つ困ったことがあります。

  • さすがにマウンターも権限が減るから嫌とは直接言えない

それはそれで良いじゃないか、と思うでしょう。でも困ってしまうんです。

本能的に感じた理由と説明する理由が食い違ってしまうため、議論がどんどん迷走してしまうのです。批判のための批判のようなわけの分からない指摘を、論理的に潰していかないといけません。

要するに権限が減るから嫌なのでしょ? とこちらも言えれば楽なのですが、中々言えないのですよねー。

皆さんはこういった時にどのように対処していますでしょうか? 良い方法があれば教えて頂きたいです。

 

マウンターにポジティブなフィードバックを1日1回は返す

マウンター に「敵」フラグを立てられた時には辛い思いをします。

「敵」だと思われないようにポジティブなフィードバックを一日一回はするようにしましょう。

FacebookTwitterなどの投稿にイイネをしたりfavったりするのが良いと思います。内容に共感したものにフィードバックが出来るのが一番なのですが、適切な投稿がないこともあると思います。その場合には、自分の共感度合いはとりあえず置いておいて、マウンターが一番イイネして欲しそうな投稿にイイネするのが良いと思います。

自分の攻撃だと思わないことが大事

ビジネス的な場面において知的なマウンターは、

  • 冗談のように見せてマウンティングはする
  • 一般論のように話しながら攻撃する

など、オブラートに包んでマウンティングや攻撃をしかけて来ます。

直接的に酷い事を言うと、キレ返された側に妥当性を持たせてしまうし、本来実現したいマウンティングが実現出来なくなってしまうからです。

こちらを責めているのかどうかなのか微妙なラインを突きながら、こちらが苛立つのを淡々と待ち、こちらが我慢できなくなって「なんでそういう事を言うのか」と苛立って返した後に、「感情的になるな、冷静に話せ」という人格マウンティングをしてきます。

マウンター側で常に意識しているのは「あなたの言うようなそんな(酷い)意図ではない」「被害妄想的な考え(をしてしまうような程度の低い人だ)」と説明出来るラインを維持しながら発言をして、マウンティング欲を満たしていきます。

身も蓋もない話かもしれませんが、オブラートに包んだ攻撃の背後に攻撃の意図を確実に感じたとしても、それは自分への攻撃だとは思わないことが大事です。会議の場で感情的になったら負けです。とはいえ、攻撃の背後にあるメッセージは受け取って、どのように処理するかは後で考えましょう。